サブプライムローンの徹底解説!バカでもわかるリーマンショックの基礎②
どうも、とびーです。
前回は「リーマンショックの基礎」を中心にお話ししました。
私も役者時代は経済や世界の情勢を話されても
「ふーん・・なんだか凄いね〜」
くらいにしか考えていませんでした笑
というよりも
「私たちに何の関係があるの?」
って突っ込んでました。
ですが、このような経済危機が悪化していくと、
働いているどころではない生き方を選択される可能性もあります。
例えば、
・生活費を稼ぐためにアルバイト
・やりたいことに挑戦
・旅行や家族との親孝行
など、まだまだやらないといけないことはたくさんあるのに、
それどころではなくなってしまいます。
グローバル化はどんどん進化していきますし、好きなことややりたいことを続けていくためには、
あなた自身が時代に合わせて波に乗らないといけません。
投資やビジネスも含め、少しでも世界の情勢を知ることは、
あなたの今後に必ず役に立ちます。
今回は前回話した「リーマンショクの基礎」に続いて、根本的に世界に大ダメージを与えた、
「サブプライムローン」について徹底解説していきます。
・2000年代のアメリカのローン
何十億もの豪邸にあなたが「住みたい!」
と思っていても、現実的には厳しいのではないでしょうか?
そんなあなたに何十億の豪邸を、
「大丈夫です。最初は月々5万円だけで大丈夫ですよ!」
もしこんなローンを勧められたらどうしますか?
お金持ちでもない限り返済はほぼ不可能でしょう。
しかしこれに似た状況が2000年代のアメリカでは当たり前のように行われていたのです。
そしてこのシステムが崩壊したため、
リーマンショクの原因となりました。
・ローンの基本
銀行からお金を借りるときは「信用」というものがあります。
・勤めている会社が上場なのか
・勤続年数がどのくらいなのか
・個人の納税額、借金やクレジット状況
借りた人が最後まで返済ができているかを「信用度」で測っています。
アメリカでも同様で、信用がきちんと証明できる条件をクリアすれば、
金利を低く設定される「プライムローン」というものを利用できます。
一方で、アメリカの住宅市場では年々住宅価格が上昇していました。
家の値段が上がりすぎて、
当然、低所得者が購入することはできない状況になります。
普通なら返済できる能力がないと判断されると、
ローンを利用することはできません。
しかし、
「このまま住宅価格が上昇するなら、無理やりローンを組んでも、更なる住宅の上昇で利益がでる。」
と貸し借りで儲けたい銀行は考えました。
「所得が低い人でも、信用がない人でも組めるローンを作ろう!」
これが「サブプライムローン」です。
しかし、所得の低い人が高い家を借りても、普通のローンでは返済できません。
そこで、ある「カラクリ」を仕組みます。
①最初は少額の返済という罠
例を出します。
毎月10万円を返済する。という住宅ローンをあなたが利用しました。
しかし、月収約20万円のあなたが、
毎月10万円の返済はなかなか難しいのではないのでしょうか?
そこで銀行は、
「ローンを組んだ始めの期間の返済金額は少額でよい」というものです。
本来であれば毎日20万円返さなければならないところを、
はじめは毎月10万円だけ返済すればよいということになります。
そして、足りない10万円分は貸している金額にさらに足されます。
しかし、少ない金額を返済すれば一定期間を過ぎると、返済額は一気に上がり、
もともと所得が低い人は支払いが不可能になります。
その場合は新しくローンの借り換えを行う必要があります。
これは住宅の価値が上がっていないとでいません。
つまり、サブプライムローンは、
最初から崩壊することがわかっていたローンということになります。
こうしてアメリカの返済システムでは崩壊していったのです。
②住宅は手放せば返済はなくなる
日本でローンを組むと、
買った家を手放した場合でも原則として返済義務は残ります。
ですが、アメリカのローンの場合、
家を手放してしまえばローンの返済義務も同時になくなります。
ローンが払えなくなった人の家を銀行が担当で差し抑えます。
そして、銀行は貸したローンの残り分を回収するために家を売ろうと勧めてきます。
この現象がアメリカで沢山起きるとどうでしょうか?
市場に住宅が大量に余っている状態です。
つまり価格がどんどん下がっていくのは明らかです。
・まとめ
ここまでのサブプライムローンの前提を考えてみると、住宅の価値が上がると見込んでいるローンなので、
返済できない人がどんどん増えていきます。
すると、銀行は支払いが滞っている人から家を取り上げてそれを売りさばき、
売り出しの住宅の数がまた増えるので価格は下がります。
つまり、上昇し続けた住宅市場に限界がくるのです。
こうして返済が不可能な住宅ローンを組んだ人は家を失い、結果アメリカでは家を失った人が大量発生してしまったのが、
「サブプライムローン」の問題の1つです。
あくまでもこの住宅市場の崩壊というのは、サブプライムローンによって起きた問題と、
このサブプライムローンを利用して利益を生もうとした銀行が破綻した問題となります。
ここまででリーマンショックやサブプライムローン問題で何が起こったか理解はできたのではないでしょうか。
しかし、説明できる人はほとんどいません。
だからこそきちんと知っておくことで、これから世界経済が危険な状態でも、
しっかり判断して行動することで大事な資産を守ることが可能です。
そして次回は、
サブプライムローンの裏側で何が起こっているかを解説していきます。
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