「証券口座を選ぶにはスプレッドを見ろ!」バカでもわかるスプレッド初心者解説①
どうも、とびーです。
FXをやるうえで必ず知っておかなければいけない用語の1つに
「スプレッド」があります。
結論から言いますと、FX自体に手数料はかかりません。
厳密に言うと、取引手数料、口座の入金や出金の手数料がかからないだけで
「スプレッド」とはFX業者に支払う手数料ということになります。
口座の登録も無料であり、FX業者の様々なサービスを利用できて全くお金がかからないなんてのは幾ら何でも虫が良すぎます。
よくネットなどで「FXの手数料完全無料!」などをよく見かけますが
スプレッドは取引を始める前に証券口座を選ぶ段階から実際に運用していくまで、常に気にしていかなければならないものです。
スプレッドを理解しないで取引を始めると、例え利益を出したとしても余計なお金を支払ってしまう場合があります。
今回の記事はあなたがFXの取引で余計なお金を支払ってしまわないように、
スプレッドに関する基礎知識を分かりやすく解説していきます。
・スプレッドとは?
スプレッドとはそもそも「広さ」や「幅」などの意味です。
FXでいうと「買値」と「売値」の間を指しており、
買うときの価格と売るときの価格の差額部分がスプレッドとなります。
下の画像は私が使用しているDMMFXの通貨レートです。
名称を紹介していきます。
Bid=売値
Ask=買値
と言います。
そして、赤丸で囲んであるのが各通貨の「スプレッド」です。
そして、スプレッドの単位をpips(ピプス・ピップス)と呼びます。
例を出します。
買値が100.10
売りが100.05
だとします。
改めてスプレッドは、売値と買値の差です。
この場合
110.10(110円10銭)ー110.05(110円05銭)=0.05銭
結果=スプレッドは5銭になります。
ちなみに1円で100銭です。
そして、スプレッドは「広い」「狭い」という表現をします。
まとめますと・・
スプレッドが「広い」=大きい=手数料が高い
スプレッドが「狭い」=小さい=手数料が少ない
このようになります。
スプレッドを簡単に説明すると、1ドル買った時にいくら必要になるかということを指します。
つまり、1万ドル(100万円)を買うと、
1万×0.3銭=300円という計算になります。
銀行で出来る一般的な外貨預金の手数料はスプレッドで換算すると2円程度と言われています。
この計算だといかに銀行の手数料が高いかが実感できます。
・スプレッドの注意点
先ほどの記事で、スプレッドが狭い証券口座で取引するのがお勧めと言えますね。
しかし、証券口座を選ぶ際もいくつかの注意点があります。
ドルやユーロなどのメジャーな通貨はスプレッドが狭いことを売りにしている証券口座は多々ありますが、それだけで判断してはいけません。
証券会社は通貨ごとにスプレッドを設定しているので、マイナーなどの通貨はスプレッドを「広め」に設定している可能性もあります。
例えば、私が利用している「DMMFX」と「楽天証券」でのドル/円のスプレッドは共に0.3銭です。
しかし、ユーロ/ポンドで見てみると・・
「DMMFX」1.0銭
「楽天証券」4.0銭
ドル/円で肩を並べていた楽天証券はユーロ/ポンドの場合はDMMFXの「4倍」の手数料を取られてしまうのです。
重要なのはあなたがどの通貨で取引しようとしているかを選び、その通貨のスプレッドが安い証券会社を選ぶことなのです。
投資家によっては取引する通貨によって証券会社を変えることもあります。
口座を開設する前に一度スプレッドを必ずチェックしましょう!
内容をまとめます。
FXのトレードでスプレッドは切っても切り離せないものです。
しっかりと落とし込んでからトレードに臨みましょう!
またスプレッドは取引業者によってはかなり違ってくるので、あなたのトレードスタイルにあった証券口座を選ぶことを強くお勧めします。
次の記事はより細かいスプレッドの解説をお伝えします。
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