「保有するにはリスクもつきもの」スワップポイント基礎解説 デメリット編
どうも、とびーです!
前回ではスワップポイントの、
基礎知識のメリット編をお伝えしました。
保有するだけで、毎日お小遣い程度のお金が入ってくるスワップ投資は、
コスト面でも金利面でも有利なFXで運用を検討している方もいらっしゃいます。
しかし、前回の記事からここまでを聞けば、
プラス面だけが見えてしまいますが・・
当然デメリットも存在します。
投資を行う上でデメリットはつきものですが、どういうデメリットがあるのかを理解しておくことで、
あなたはコツコツ資産を増やすことが可能です。
今回の記事ではスワップポイントのデメリットと、
その対応策について解説していきます。
・スワップ投資のデメリット
・ 短期売買よりも資金効率が悪い
FXといえば、
レバレッジをかけて短期売買を行うのが主流です。
ネット上では年利100%など、
それ以上の年利を達成している人もいます。
そうなると年利はスワップ運用では難しいため、
資金効率という点では短期売買に比べると期待できません。
・長期的なポジションを持つことで暴落にあたる可能性もある
スワップポイントでは、
長い期間持ち続けることで効力を発揮します。
しかしずっと長い期間安定的に稼げるかというとそうではありません。
例えば、あなたがある通貨ペアを1万通貨を買いで持っていたとします。
毎日得られるスワップポイントは50円だったとしましょう。
この場合、
毎日0.5銭の利食いをしているのと同じ効果があります。
しかし、通貨ペアにもよりますが、
1日200銭や300銭といったレベルでいきなり「円高」になることがあります。
これは1日の急変で含み損が200銭〜300銭になるので、
1年分以上のスワップポイントが失われてしまう可能性だってあるのです。
さらに円高になると、
そのまま続く傾向があります。
合計で500銭ほどの円高になると、
1000日分のスワップポイントが失われるのと同じ計算になります。
2008年のリーマンショックでは、ドル円=120円から75円くらいまで暴落したため、
1万通貨でレバレッジ1倍だと45万円の含み損を抱えることになります。
この状態をスワップポイントだけで取り戻そうとするのは長い時間がかかります。
なので長期で運用していくなかで、
このような暴落を乗り切れるだけの準備や最低限のリスク管理が必要不可欠です。
日本はこれから超高齢化社会に突入し、労働人口が減っていきます。
世界のほとんどは労働人口が増えていき、
経済成長を望める国が多くあります。
そのような国の情報をピックアップし、投資を行えば
将来、円安での為替利益とスワップポイントをもらえる可能性は高くなります。
・デメリットを回避するためには?
デメリットを回避するためには、
まず「過去」を知ることです。
関心があるのは、
将来のスワップポイントであって過去ではありません。
しかし、過去と未来は無関係ではないので、
過去を確認する必要があります。
過去をずっと見て、
スワップポイントがプラスだったとしましょう。
この場合、将来どうなるかはわからないとはいえ、
今後もプラスが継続すのでは?と期待ができます。
一方でスワップポイントのプラスとマイナスが頻繁に入れ替わるような通貨ペアの場合、
スワップポイントの取引が少し難しいと予想できます。
その通貨ペアを買った瞬間に、
ずっとプラスというイメージはなかなかないはずです。
そしてもう一つは「できるだけ円高で買う」ことです。
為替は永遠に1方向に進み続けることはあり得ないです。
ある程度の値動きの範囲が必ずあります。
そうすれば、円安で買うときよりも円高リスクを抑えることができます。
ただし、
円高で買ったとしても円高に対する警戒を緩めないことが大事です。
十分な証拠金を入金して、
何かのショックで円高になっても大丈夫なようにしておきましょう。
スワップポイントで毎日安定した収入を見込めることが可能なのが、
今回の記事で伝われば幸いです。
もちろんメリットもデメリットも存在します。
しっかり基礎を身につけてリスク管理をしてから運用を始めましょう!
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